ビスケット! 日本のスーパーではだんだん隅のコーナーに押しやられている感がありますが、英国ではまだまだチョコレートと並ぶお菓子の基本です。スーパーでの取りあつかいも日本よりもずっと種類豊富でいろいろ選べます。その中で日本よりも人気がありそうなのがダイジェスティブ(全粒粉・麦芽)ビスケット。日本でもひそかに好まれているのかなあ・・あるといえばある。一番有名なのがマクビティですね。マクビティは英国で初めて全粒粉をつかってビスケットを焼いた老舗メーカーです。
英国のマクビティ。食感は大体わかるとは思いますが、このザックリとした噛みごたえがクセになりそうな感じがする。日本の全粒粉よりもさらにザクザク感が特徴的にあります。
今回は、ダークチョコレート味を選んでみました。ザクザクとした食感と相まって、なにやら大人の味を感じてしまいますな。
こういったザクザク感を好むのはビスケットだけではなくて食パンなんかもそうかも。日本なんかよりもずっと歯ごたえを楽しむ感じがありますね。
次は、フォックスクッキーです。これはダイジェスティブじゃないのですが、中にチョコチップがたくさん入っていて、さらにはチョコレートのコーティングがされています。こってり甘いです。
しかしチョコレート好きにはたまらん味してますな。こんなおいしいクッキーは他にないのではないかと思うぐらい。テスコで安売りしているときには必ず買っていました。これだけは日本でも売ってほしいと思うぐらい。
でもなあ・・・日本人の好みってもう少し淡泊で、クドさのないほうが好まれる印象。おいしいんだけどなあ・・・残念です。
マーズ・シークレットセンタークッキーで、最後にご紹介するのがたまたま見つけたマーズのコラボ商品らしきビスケット。マーズはチョコバーで有名です。スニッカーズみたいなもんです。
そのマーズのチョコレートを中心に練りこんだビスケットでありまして、見つけた時には条件反射的に買ってしまいました。
これはほんとにクドい。もはやビスケットではなくて、ビスケットを練りこんだチョコレートなのではないかと思うわけです。でもそこがいい。高カロリーっぽいところも英国らしくていい。
あんまり日常的に食べたいもんでもないけど、たまに見つけた時には買ってしまう。そんなビスケットであります。
というわけでご紹介した英国のビスケット、いかがでしょうか。個人的な好みとしてチョコ味ばかりになってしまったのはご容赦あれ。まあ、バター味でも結局はこってりなのは変わりなかったりするのであります。