英語について2000/03/11
個人旅行の場合、まず言葉の問題が気になる点じゃないでしょうか。

自分の経験で言うと、まずスイスは大変でした。ジュネーブはフランス語、ツェルマットはドイツ語
両方ともまったくわかりません。かじったこともありません。事前に調べたりもしませんでした。どうせ覚えられないですから・・・
ホテルのメイドさんにいきなりフランス語で話しかけられて、ちんぷんかんぷんだったのは旅行記で書いたとおり。
看板がまったく読めなかったし、メニューなんて冷や汗ものでした。

しかしですよ、ヨーロッパはホテルやらレストラン、駅などでは英語がちゃんと通じるので大丈夫です。

駅の券売機も3ヶ国語が併記されているので、英語を頼りに買うことが可能でした。 結果的にフランス語・ドイツ語をわからなくても十分旅行はできる国です。

ただし、挨拶と感謝くらいは現地語で行いたいものです。フランス語圏に行くなら”メルシー”程度の言葉は覚えましょうね。


タワーブリッジ

さてイギリス。
自分は日本でそこそこ英語は勉強していたつもりでした。今回イギリスに行ったのも、自分の語学力を確かめたい気持ちがあったんです。

結果から言うと、半分大きな自信になり半分すごい自信喪失になりました。
旅行に関して言えば、中学生程度の英語力で十分です。自分もまともに文法で喋ってはいなかったです。

極端に言えば、○○○、プリーズ・・・・・と言えばどこでも困ることはないはずです。
あとはしつこいようですが、グットモーニングとかサンキューは、とっさにちゃんと言えるようにしましょうね。 自分は特に言いたいことが通じなかった場面もなかったですし、ちゃんと必要最小限の場面での英語も通じたので、すごい嬉しかったです。
個人旅行する人もあまり文章にとらわれずに、どうどうと話せばぜったいうまくいくと思います。

いたしかたのないことなのですが、日本人に対するヨーロッパの方々の対応も”わ、日本人だ、しょうがねえなあ・・・”といった対応する場面も各地でありました。やっぱり偏見はあるんでしょうね。
英語はまともに喋れないわ、高級ホテルに泊り、高級品を買って帰るわ、やっぱり胡散臭く思われてもしょうがないような気もします。

しかし、日本や日本人全体に対する偏見はあっても、個々人に対する偏見はすぐに取り払えるはずだと自分は思っています。

それにはまず、”けっこういい奴じゃん・・”と思われるようなコミュニケーションが必要だと思いますが、今回自分はそこまで出来るような英語力がないことを痛感しました。まず言葉の面で同じ土俵に立たないことには、何も始らないのだと思って、もっとガンバラねべば・・・と肝に銘じたところです。

でも、ちょっとした英語でも通じるとすごい嬉しいから、思いきってチャレンジするには個人旅行はすごいいい経験になりますよ。