ブリティッシュエアウェイズの座席 ba seats
最近では座席の場所まで予約の段階で決められるところも増えています。では、どこの場所がいいのか。
とりあえず、英国航空(BA)で検証してみたい。ちなみに機種はボーイング777です。

club world−ビジネスクラス

これはなかなかほかの航空会社では見られない配置です。窓側の席は全部後ろ向きに座ります。離陸・着陸時には、一瞬なんだか不思議な感覚がしますが、いったん上空まで上がってしまえば全然気にならない。通路の人の流れも気にならない個室感覚が魅力の窓側です。
というわけで、個人的なお勧めは各10〜16列の窓側AかKの席となります。
ひとつ問題があるとすれば、隣の席の人が足を伸ばしていますので、通路に出るときは足をまたがなければないません。あなたが男性なら、気にしないでまたぎましょう。女性の人はちょっと気になるところでしょう。足をまたがなくてもいい席が2席だけあります。16のAと16のKです。トイレのすぐそばではありますが、ほとんど気になりませんので大丈夫。

カップルで、話がしたいという場合は、各列EとFがちょうど隣でいいのではないかと思います。
EとFが予約できない場合、AとBあるいはJとKも悪い選択ではではありません。クラブ・ワールドの隣の席の人の顔が丸見えではありますが、スクリーンを上げることができますので、飛行中は気にはなりません。食事を配るときに下げられてしまうことがあるので、ちょっとめんどくさい感じもあります。カップルで向かえあわせになれば、スクリーン不要といういわけです。通常はEとFが2人で座るときのいい場所です。空席がない場合、AとB・JとKも考慮の余地あり・・・ということにしたほうがいいです。

 

World Traveller Plus−プレミアムエコノミー

気になるのが、一番前と一番後ろでしょうか。 一番前の席は、足を伸ばせるので快適。ただし現在の777の窓側の一番前には窓がありません。正確には小さい窓があるけど、かなり前のめりにならないと外は見られません。非常口ドアの出っ張りもちょっと気になるところであります。

一番後ろはトイレではなくて、ボードになっています。最後列の席は、背もたれを気兼ねなく倒すことができるのが快適。

BAのワールド・トラベラー・プラスの窓側の席は、窓と席の間の微妙な隙間が広い感じがします。ホントに微妙な隙間ですが、枕などを置いておくのに結構いい空間。

World Traveller−エコノミー

 

エコノミーに行くとどこがいいという話は、なかなか難しくなりますな。普通に言って一番前が足を伸ばせる分だけいいと思います。28・37・38列あたりでしょうかね。
個人旅行推進の当ページの趣旨から言って、満員の場合、窓側の席では少々席を立つのがめんどくさい感じがします。繁忙期に旅行をするのであれば、通路側を選んでおいたほうがいいのかなと言う気はします。
閑散期であれば、航空会社の席の予約のページで席が埋まっている状況次第で窓側でもいいような気がします。
閑散期の場合、3列に誰もいないほうがいいです。うまくいけば足を伸ばして横に寝られる可能性があります。あ〜んまり見た目良くないような気もしますが・・・・

気になるのは後ろの席、33・35・49・50列あたりでしょうか。
やはりここは、トイレ待ちをしている人が気になるので止めておいたほうがいいと思います。また、イヤなことを書くようですが、一番後ろは万が一のときに逃げるのが最後になってしまうのも気になるところです。

BAの場合、ホームページで席を選ぶことが可能なのですが、一番前を予約する場合予約料金を追加で取られたりします。数千円の問題ではありますが、金を多く払うほど価値は、正直言ってないような気がします。

エコノミーの場合、快適さはやはりかなり制限されてしまうと言えます。どこの席でも同じようなモンです。なるべく人が多くないところを選んでおくのが、限られた快適さへの道かもしれない。

ただし、1ヶ月前には空席でも、離陸の日になったら満席・・・・っていうこともある。結局、あんまり気にしないで選んでいいのかなという気もします。無料なら一番前の席、あとは通路側の席を中心に選ぶくらいでしょうか。
すこしでも自分が快適に旅行ができそうな席を選びましょうね。